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資産価値が落ちにくい物件とは?

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木村 和貴

筆者 木村 和貴

不動産キャリア1年

東大阪市大蓮南出身!小学生時代は久宝寺緑地のプール底で500円を探していました!中学校時代はそふとぼ八尾~東大阪エリアはもちろんの事前職では生野区エリアも担当しておりましたので不動産売買に関してお困りな事があればお気軽にご相談下さい♪

不動産の売却を考える方の多くが、「自分の物件はどれほどの価値を保てるのだろう」と気になるはずです。特に、資産価値が落ちにくい物件には共通した特徴が存在します。築年数や建物の構造、エリアや立地条件、さらにはマンションと戸建てそれぞれの資産価値維持の仕組みなど、多角的な視点が重要です。本記事では、その理由や具体的なポイントを分かりやすく解説します。不動産をより高く売却したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

資産価値が落ちにくい物件を左右する「築年数と建物構造」の視点

不動産の売却を検討されている方は、「築年数」と「建物構造」が資産価値に大きく影響する点に注目しておくことが重要です。

まず、築年数が浅い物件は経年による劣化が少ないため、価値の維持に有利です。特に築0〜10年程度であれば、売却時にも高値が期待できる傾向があります。中古市場においても築が浅い戸建てもマンションも人気が高く、成約率が在庫率を上回っていますので、売りやすさにもつながります 。

次に、マンションに多い鉄筋コンクリート造(RC造)は法定耐用年数が長く、築年数が経過しても価値が下がりにくい構造です。税法上の法定耐用年数は47年とされており、コンクリートの躯体は100年以上の耐久性を持つ場合もあります。そのため、築後20年経過しても比較的高い資産性を保てることもあります 。

一方、戸建ては建物本体の資産価値は木造であれば築年数とともに下がりやすいものの、土地の価値が下支えする強みがあります。法定耐用年数は木造で22年ですが、適切な点検や修繕、手入れを継続すれば建物の利用年数を延ばすことが可能です。また、築後30年以上経過した戸建てでも、土地の評価を維持できればトータルの資産価値を保てるケースもあります 。

以下の表に、築年数と構造別の資産価値維持のポイントをまとめました。

項目築年数が浅い物件築年数が経過した物件
共通(マンション・戸建て)劣化少なく売りやすい築浅ほどではないがメンテ次第で維持可能
マンション(RC造)法定耐用年数が長く、価値が下がりにくい躯体耐久性が士続くため価値維持しやすい
戸建て建物は減価しやすいが土地評価が強み修繕履歴と土地評価次第で価値維持可能

以上のように、「築年数」と「建物構造」の両面から物件を評価することで、資産価値が落ちにくい不動産を見極めることができます。


エリア・立地条件がもたらす資産価値の強さ

不動産の資産価値を保つためには、物件そのものだけでなく、その立地環境が極めて重要です。まず、駅から徒歩圏内にあるかどうかが高い資産価値の基盤となります。特に駅から徒歩10分以内、できれば徒歩5〜10分圏内で平坦な道のりであることが資産価値の維持に大きく寄与します。とくにターミナル駅や複数路線が利用できる駅に近い物件は、利便性が高いため人気が長く続きます。また、地方都市の場合でも、駅近の利便性は車社会であっても一定の魅力を持ちます。

次に、再開発の進行や商業施設・病院などの生活利便施設が近いエリアでは、暮らしやすさに根ざした需要が続きます。街の再開発が進むことで将来の利便性が高まり、資産価値の下支えになります。こうしたエリアでは、将来的にも「人が集まる理由」があることで、資産としての評価が安定します。

さらに、地価が安定しているエリアでは、土地そのものが評価を受けることで資産価値が守られます。土地の価値は交通アクセスや立地条件、面積・形状などによって算出され、建物の価値が時間とともに下がっても、土地評価が堅実であれば全体の資産価値を支える役割を果たします。

以下に、資産価値に影響を与える主な立地条件をまとめた表を示します。

条件内容資産価値への影響
駅徒歩10分以内/平坦な道駅近でアクセス良好安定した需要と価値維持
再開発・商業・医療施設の近接生活利便が高いエリア将来の価値を支える
地価の安定したエリア土地評価が高い建物経年後も資産を支える

マンションと戸建て、それぞれの資産価値維持の仕組み

「マンション」と「戸建て」では、それぞれ資産価値を維持する仕組みに違いがあります。それぞれの特徴を整理し、ご自身の売却時の資産性につながる理解を深めましょう。

分類内容資産価値維持の要因
マンション管理費・修繕積立金・管理組合・共用設備計画的な修繕と管理体制によって建物の品質が保たれ、資産価値の下落を抑えやすい
戸建て土地の評価・整形地・接道状況土地条件が整った場所では、建物が劣化しても土地価値で資産を支えられる
維持コスト比較ランニングと突発修繕の違いマンションは月々安定 戸建ては大規模修繕が一括で負担

まず、マンションでは管理費や修繕積立金という形で、毎月費用を積み立て、長期にわたり共用部分や設備の維持を図ります。こうした管理体制のある物件は、築年数を重ねても管理状態が良好であれば資産価値を保ちやすい傾向があります。

一方、戸建ては建物と土地の資産を別々に考えることが重要です。土地は整形地で、接道状況が良く評価の高いものであれば、土地価値により資産としての支えを得られます。仮に建物が古くなっても、土地が高評価であれば売却時の価格保持につながります。

さらに、維持コストの性質にも違いがあります。マンションは管理費や修繕積立金などを月々支払うことで、長期的に安定した維持が可能です。そのため、価値の低下を緩和しやすいメリットがあります。一方で戸建ては、築年数が経つにつれて外壁や屋根など大規模な修繕が発生し、まとまった費用がかかる傾向があります。

こうした違いを踏まえ、ご自身の物件がどちらのタイプに該当するか、管理体制や土地条件、維持コストの性質を確認しながら、資産価値を保てる仕組みを見極めることが重要です。


築年数が経過しても資産価値が高い理由の総合的理解

築年数が経過した物件であっても、「立地」「構造」「管理」「土地評価」がそろっていれば資産価値が維持される理由は、これらの要素が相互に補完しあうからです。たとえば、交通利便性が高く再開発が進む都市部では、築年数による価値低下が緩やかであることが明らかになっています。築40年、50年以上のマンションであっても、東京など人気エリアでは資産価値が半分程度にとどまる場合もあることから、立地の強さが資産価値を下支えしているといえます。

要素資産価値維持の役割具体的な影響
立地需要の安定と地価の堅調さ交通利便性や再開発の有無が資産性を支える
構造・性能耐久性と安心感の提供鉄筋コンクリート等の耐用年数による底支え、省エネ・耐震性能が将来価値を後押し
管理・認定制度安心と維持整備の計画性長期優良住宅認定などにより定期点検が義務化され、価値低下抑制につながる

こうした条件が揃うことで、たとえ築年数が経過していても価値を維持しやすくなります。

次に、長期優良住宅や省エネルギー性能・耐震性能など、高い住宅性能が資産価値を支える理由についてご紹介します。長期優良住宅制度では、劣化対策・耐震性・省エネ性・維持管理の容易さなど多様な基準の認定があり、これらの条件を満たすことで構造と性能が優れていることが制度上も保証され、結果として資産価値の維持に直結します。さらに国による税制優遇措置が受けられるため、売却時の評価にもプラスに働く可能性があります。

最後に、不動産売却をお考えの方へ。築年数だけで判断するのではなく、立地、構造・性能、管理体制、土地条件など多面的に評価する視点が不可欠です。物件の強みを的確に伝えることで、査定や買主検討時に優位に立つことができます。

築年数が経過した物件であっても、価値ある資産として売却機会を最大化するには、こうした総合的な視点で評価することが重要です。

まとめ

資産価値が落ちにくい物件には、築年数や建物構造、立地条件、管理体制や土地の条件など、さまざまな要素が複合的に関係しています。たとえ築年数が経過していても、「立地」「構造」「管理」「土地評価」といった要素がしっかり備わっていれば、資産価値を維持しやすくなります。特に、交通や生活施設が充実している地域や、適切な管理・手入れが行き届いた物件は、長期間にわたり高い評価を保つ傾向にあります。不動産売却を考えている方は、築年数だけにとらわれず、幅広い視点でご所有の物件を見直すことが大切です。





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