リノベーションの流れとは?知っておきたい3つのステップをご紹介!
近年、マイホームの取得にあたり、中古物件を購入してリノベーションするケースも見られます。
しかし、リノベーションは頻繁におこなうことではなく、実施の流れが想像できないことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、リノベーションの流れとして、物件探しから購入まで、設計、施工の3つのステップをご紹介します。
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リノベーションの流れ①:物件探しから購入まで
リノベーションの流れは、物件を探して購入するところから始まります。
この段階のなかでもすることは多々あるため、具体的な手続きや流れはしっかり把握したいところです。
物件を探す
近年、物件探しはポータルサイトなどでも行えますが、不動産会社の仲介を利用することをおすすめします。
仲介を利用することで、手続きがスムーズになり、希望に合う物件を見つけやすくなります。
まずは不動産会社に相談してみましょう。
物件の資料を見て興味のあるものが見つかった場合は、不動産会社を通じて内見の予約を取ります。
現地に行かないとわからないことが多いため、内見には力を入れることが重要です。
物件探しにおいてのポイントは、無理のない予算を事前にしっかり立てておくことです。
予算が曖昧では購入可能な物件の判断が難しく、マイホームの取得が失敗に終わる可能性があります。
物件探しにかける期間の目安は、1週間から3か月です。
希望の物件が見つかったあとの流れ
希望の物件が見つかったら、次は住宅ローンの事前審査です。
事前審査とは、売買手続きをスムーズに進めるために、正式に借り入れを申し込む前におこなわれる簡易審査です。
事前審査を通過すると、ある程度の融資の目途が立ち、売買契約の締結へ進むことができます。
売買契約の締結には売主と顔を合わせる機会があるため、物件に関して気になることがあれば直接質問してみましょう。
売買契約の締結が完了すれば、物件探しの流れは完了です。
物件を購入する流れ
売買契約を締結したあとは、物件購入の段階に進み、まずは住宅ローンの本審査に申し込みます。
審査に通過すると、正式に借り入れが可能となり、金融機関との間で住宅ローンの契約が締結です。
資金の目途が立ったあと、最後に決済・引き渡しの手続きをおこないます。
決済と引き渡しは、買主、売主、仲介会社、司法書士の立ち会いのもとでおこないます。
本審査には通常1~2週間がかかり、本審査通過後の手続きには1~2時間程度が目安です。
ただし、本審査通過後の手続きは、審査通過から1週間~1か月後におこなうのが基本であるため、少し待ち時間がある点に注意が必要です。
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リノベーションの流れ②:設計
物件を無事に手に入れたら、次はリノベーション工事に向けて設計を決める段階へと入ります。
設計を決める段階での流れは以下のとおりです。
ヒアリングと現地調査
施主がイメージするリノベーションを実施するためには、まず設計士がヒアリングをおこないます。
ヒアリングの内容には、施主の現在のライフスタイルや将来の暮らしのイメージなどが含まれます。
また、工事の実施可能性は物件の条件にも左右されるため、現地調査も必須です。
現地調査では、物件にある設備、各箇所の寸法、共用部の状況など、リノベーションに影響する諸条件が確認されます。
ヒアリングと現地調査の回数は1~2回が目安であり、これらのプロセスにはそれほど長い期間はかかりません。
プランの提示
施主の希望や物件の条件が把握できたら、次は設計士からのプランの提示がおこなわれます。
最初の段階では、複数のプランが提示されるのが一般的です。
それぞれのプランの内容をしっかり確認し、要望を設計士に伝えましょう。
設計士は、施主からのフィードバックを基にプランを修正し、再度提示します。
このプロセスを何度か繰り返すことで、プランがブラッシュアップされ、最終的な方向性が確定します。
打ち合わせの段階で伝え漏れがあると、希望通りのリノベーションにならない可能性があるため、気になる点や希望は遠慮せずに設計士に伝えましょう。
プランが固まるまでの期間の目安は、初回のヒアリングから1~2か月です。
見積もりの提示
リノベーションのプランが固まったら、次に見積もりの提示が行われます。
見積もりでは、実際に工事をおこなった場合の具体的な費用が提示されるため、予算面で問題がないかを確認します。
プランがまだ正式に確定していない段階で見積もりが予算オーバーしている場合でも問題ありません。
予算オーバーの場合は、設備のグレードを下げるなどしてプランを微調整します。
工事の方向性は変えずにバランスを整え、費用を予算内に収めれば、プランの完成となります。
見積もりの提示や調整にかかる期間の目安は1週間~1か月です。
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リノベーションの流れ③:施工
工事のプランが確定したら、実際に施工する段階へと入ります。
施工に入ってからの流れは以下のとおりです。
工事の準備
施工の段階に入ったからといって、すぐに工事が始まるわけではありません。
工事の準備として、まず施工会社と工事の契約を結ぶ必要があります。
また、施工中に騒音などで周囲に迷惑をかける可能性があるため、隣近所には挨拶をしておくことが一般的です。
さらに、購入した物件が集合住宅の場合、管理組合への工事申請が求められることがあります。
隣近所への挨拶や管理組合への申請は、施工会社が対応することが多いですが、施主が実施するケースもあります。
工事の準備に不備が出ないよう、どちらがどのように対応するかを事前に確認しておきましょう。
工事の準備にかかる期間の目安は1~3週間です。
工事の実施
リノベーション工事が開始されると、実際の作業は施工会社や職人に任せる形になります。
しかし、定期的に現地の視察や確認におこなっても問題ありません。
工事が進む中で、図面と現場の状況が異なる場合には、プランを急遽変更することもあります。
こうした場合には、施工会社や職人と協力し、柔軟にプランの見直しに応じることが大切です。
職人への差し入れは基本的には不要ですが、希望する場合は用意しても問題ありません。
ただし、視察や差し入れなどの対応は、施工会社を通しておこなうことが重要です。
無断で現場に足を運ぶと、作業の妨げとなり工事が遅れるリスクがあるほか、工事現場には危険が多いため、事故の可能性もあります。
現場に行きたい場合は、必ず事前に施工会社に相談するようにしましょう。
工事にかかる期間の目安は2~2.5か月です。
検査と引き渡し
リノベーション工事が終了したら、施工会社による最終検査が行われ、施主にも確認が求められます。
この検査で問題が見つかった場合、施工会社に対して是正工事を請求することができます。
問題を見落とすと、そのままの状態で物件を受け取ることになりかねないため、施主側でもしっかりとチェックすることが重要です。
問題がなければ、物件の引き渡しを受け、新しい生活が始まります。
検査には1~2週間が目安となりますが、リノベーションの最終確認として、慎重におこなうことが推奨されます。
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まとめ
リノベーションの流れは物件探しと購入から始まり、良い物件が見つかったら、事前審査を受けたあとに売買契約を結びます。
購入の手続きが終われば設計の段階に入り、施主へのヒアリングや現地調査を経て、設計士と打ち合わせを重ねなくてはなりません。
プランが確定したら施工の段階へと入り、工事の準備を済ませてから着工し、工事完了後に検査と引き渡しとなります。
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