廊下はどんなタイミングでリノベーションする?床材の種類と費用も解説
マイホームを購入し生活していると、リノベーションのタイミングに悩むことがあります。
とくに、普段何気なく使っている廊下については、どのような状態になったらリノベーションが必要か迷うかもしれません。
そこで今回は、廊下をリノベーションするタイミングのほか、使用する床材の種類と費用目安を解説します。
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マイホームの廊下をリノベーションするタイミング
廊下が劣化したら、リノベーションを考えるのがおすすめです。
実際にリノベーションを考えたい劣化のサインについて、具体的にチェックしてみましょう。
床が浮いている
廊下を見渡してみて床が浮いている場合、廊下をリノベーションするタイミングです。
床が浮くのは床材の劣化によるもので、放置した場合にはさらなる劣化により事故が発生する可能性があります。
また、見た目には異常がないとしても、床材を踏むとやわらかい感触があるならば、劣化が進んでいる証拠です。
見た目の異変とともに足の裏の感触に異変があったら、廊下のリノベーションを考えるタイミングです。
音がする
廊下を歩くとギシギシ音がする場合、廊下をリノベーションするタイミングです。
ギシギシといった音の原因は床材の劣化で、放置してしまうとダメージが大きくなることがあります。
また、音が大きい場合は、シロアリによる被害が疑われることが注意点です。
廊下の音がし始めたタイミングで対処すればシロアリ被害を最小にとどめられますが、音を我慢して長期間放置した場合、気がつかないうちにシロアリ被害が拡大することが考えられます。
歩くたびに音がする廊下は、日常生活のなかでストレスにもなりますので、早めのタイミングでリノベーションするのがおすすめです。
壁紙・天井の汚れが目立つ
床材の劣化が軽微であっても、壁紙・天井に汚れが目立つ場合には、廊下全体のリノベーションを検討してみましょう。
壁紙だけ・天井だけのリノベーションは可能ですが、床材を含む廊下全体をリノベーションすればコストを抑えられます。
壁紙・天井・床材それぞれのリノベーションを別の工事として依頼した場合、費用がかさむだけでなくその都度工事が入り生活の支障になります。
そのため、壁紙・天井・床材全体の劣化を見極めて、同じタイミングでリノベーションするのがおすすめです。
水回りのリノベーションをする
水回りのリノベーションをおこなう場合、あわせて水回り周辺の廊下をリノベーションすることを考えてみましょう。
水回りのリノベーション・廊下のリノベーションは、それぞれ別の機会に工事をおこなうよりも、同じタイミングで工事をおこなったほうが生活に与える影響を減らせます。
劣化が気になる廊下が浴室・トイレ・キッチンなどと隣り合っている場合には、水回りと同時に廊下のリノベーションをするのがおすすめです。
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廊下のリノベーションに使用する床材の種類
廊下をリノベーションするタイミングをチェックしたら、実際に工事に使用する床材について考えてみましょう。
ポイントを押さえて、マイホームにマッチした床材を選ぶことが大切です。
ナチュラルな雰囲気の無垢フローリング
無垢フローリングとは、天然の木材から切り出した床材です。
無垢フローリングの魅力は、ナチュラルな木目による暖かな風合いにあります。
天然の木材が原材料であることから、人工的な模様ではなく世界でただ1つだけの木目が楽しめます。
また、天然の木材による調湿性能・断熱性能が期待できることも、無垢フローリングの特徴です。
ただし、湿度や温度によって膨張することや、やわらかな表面が傷つきやすいことは注意点です。
とくに、子育てファミリーやペットと暮らしている場合には、無垢フローリングの傷つきやすさに注意しましょう。
コストを抑えた複合フローリング
複合フローリングとは、合板を芯にして薄い天然木を貼った床材です。
この複合フローリングは、無垢フローリングよりも安価で工事できるところにメリットがあります。
また、耐水性にもすぐれていて、飲み物などをこぼしても比較的ダメージを受けにくい特徴があります。
さらに、カラーバリエーションが豊富であり、室内のインテリアに合わせてデザインを選びやすいことも複合フローリングのメリットです。
汚れに強いクッションフロア
クッションフロアとは、ビニールでつくられた床材です。
クッションフロアはやわらかく、足腰への負担が少ないことに特徴があります。
また、撥水性にすぐれていて、傷がつきにくいことがメリットです。
フローリングと比較して見た目に安っぽいと感じられやすいクッションフロアですが、近年ではデザイン性の高い製品が流通しています。
木目以外のデザインを取り入れたいならば、廊下をクッションフロアにすることを考えてみてください。
暖かいカーペット
廊下を歩いたときの冷たい感触が苦手な方には、リノベーションで床材をカーペットにするのがおすすめです。
廊下に使用するカーペットは室内で使用するものと同様に暖かく、音が発生しにくいことがメリットです。
ただし、その素材ゆえに水・汚れに弱いほか、ダニが発生しやすくなることは注意点といえます。
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廊下のリノベーションにかかる費用の目安
こだわりの床材で廊下をリノベーションする場合、気になるのが必要な費用です。
リノベーションの計画を立てる場合には、床材ごとの費用とともに、オプション工事にかかる費用の目安を押さえておきましょう。
フローリングの張り替えにかかる費用
廊下でフローリングの張り替えをおこなう場合、費用目安は30万円ほどです。
ただし、使用する床材によって、費用に差があることは注意点です。
使用する床材が無垢フローリングであれば、1畳あたりの費用は2万円~3万円となります。
一方で、複合フローリングを使用する場合、1畳あたり1万5,000円~2万5,000円が必要です。
廊下の長さや横幅は住宅ごとに違いますので、廊下の面積を把握したうえで、全体にかかる費用を計算してみてください。
クッションフロア・カーペットの費用
クッションフロアを張り替える場合、1畳あたりの費用目安は5,000円~1万円です。
また、重ね張り工事であれば、4,000円~8,000円が費用の目安となります。
一方でカーペットの場合には、張り替えで1畳あたり7,000円~1万5,000円、重ね張りで6,000円~1万円が費用目安です。
手すりの設置費用
年齢とともに暮らしやすいマイホームにしたいならば、廊下に手すりを設置することを考えてみましょう。
手すりの設置費用は、3mの廊下で2万円ほどです。
ただし、手すりを取り付ける壁の強度が不足している場合には、壁の補強工事などが必要になります。
壁紙の張り替え費用
廊下の壁紙の張り替えにかかる費用は、全体で4万円~8万円ほどです。
廊下の広さによって費用は変わりますが、1㎡あたり1,000円~1,500円ほどが一般的な費用の目安となります。
ただし、壁紙のグレードによって全体にかかる費用が異なり、防汚性のある壁紙や輸入品は高額になります。
壁面収納の費用
廊下に壁面収納を設ける場合、費用の目安は最低でも50万円と考えましょう。
簡単なリノベーションであれば、材料費として25万円、造作工事として30万円ほどがかかります。
壁面収納の取り付けとともに壁紙・天井・床材の張り替えをおこなう場合には60万円以上が必要です。
もちろん、厳選した材料を使用するならば、さらに高額な予算を考える必要があります。
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まとめ
マイホームで廊下のリノベーションをするのは、床材が浮く・音がするなどのタイミングです。
廊下のリノベーションでは、無垢フローリング・クッションフロア・カーペットなどを使用します。
フローリングの張り替えには30万円ほど費用がかかり、手すりの設置は2万円、壁面収納の取り付けには最低50万円が必要です。
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