外観をリノベーションするメリットとは?費用や種類を解説
リノベーションと聞くと内装工事をイメージしがちですが、外観だけリノベーションすることも可能です。
築年数が経過した中古住宅を購入する場合でも、外観にこだわってリノベーションをおこなうと、より魅力的なマイホームに仕上げられます。
今回は、物件購入後のリノベーションをご検討中の方に向けて、外観のリノベーションについて解説します。
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リノベーションできる外観の種類
外観だけのリノベーションと聞いても、イメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。
はじめに、外観をおしゃれに変えるリノベーション方法について、基本的な種類を解説します。
外壁
外観のリノベーションのなかで、もっとも一般的なのが外壁の塗装や張り替えです。
外壁は家の外観の中でもっとも面積が広いため、外観の印象を大きく左右します。
たとえば、外壁にヒビが入っていたり塗装がはげていたりすると、家全体が古く感じてしまいますよね。
家の外側を塗装し直せば、建物全体がきれいな印象になり、築年数の経過を感じさせにくくすることが可能です。
また、外壁は見た目だけでなく、防水や断熱、遮音、耐震、耐火など家を守る役割も果たしています。
これらの機能は、築年数とともに低下するため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
築年数の経過とともに低下した機能を修繕するために、外壁のリノベーションをおこなう方も多いです。
屋根
屋根は雨風や紫外線などの影響を直接受けるため、建物のなかでも劣化しやすい部分として知られています。
また、屋根は個人で確認するのが難しく、表面上は問題なくても、実は劣化が進んでいるというケースもあります。
たとえば、屋根の中に水が溜まり、家の内部を十分に保護できない場合は、葺き替えなどのメンテナンスが必要です。
そこまで劣化していない場合でも、塗装をし直すことで家を美しく蘇らせ、さらに断熱性や防水性を高めることができます。
玄関ドア
建物の出入り口となる玄関ドアも、外観の印象を左右する大切なパーツの一つです。
玄関ドアを変えたり色を塗り直したりするだけでも、見た目のイメージはがらりと変わります。
玄関の防犯性や断熱性に不安がある場合は、ドア枠全体を交換するのがおすすめです。
電子錠やオートロックなどの最新技術を取り入れれば、より安心して生活できるようになるでしょう。
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外観をリノベーションするメリット・デメリット
リノベーションをするにも費用がかかるため、本当に外壁の工事が必要かどうかをしっかり見極める必要があります。
外壁をリノベーションするメリットとデメリットを理解し、工事をおこなうか検討しましょう。
メリット1.家の雰囲気を変えられる
外壁をリノベーションするメリットとして、家の雰囲気を変えられる点が挙げられます。
家のデザインにも流行があるため、一昔前に流行ったデザインが現代では古臭く感じしてまうこともあるでしょう。
外観をリノベーションし、現在とは異なる色に塗り替えれば、まるで違う家のような見た目にすることが可能です。
また、リノベーションによって新築のような外観になるため、帰ってくるたびに新鮮な気持ちを味わえます。
メリット2.機能性の低下を防止できる
外壁や屋根の劣化は、見た目だけではなく、機能性にも影響をもたらします。
たとえば、屋根の塗装が剥げると防水性が低下し、屋根材の腐食や雨漏りなどに繋がります。
外観を整えることで、耐熱性や防水性、耐火性といった家の機能を高めることが可能です。
なかでも、塗装はカラーチェンジをだけでなく、建物の傷みを防ぐ役割もあります。
防水性に優れた塗料を利用すれば、より経年劣化しにくい住まいを作れるでしょう。
マイホームの寿命を延ばすのにも、外観のリノベーションは最適といえます。
デメリット1.費用がかかる
外壁をリノベーションするデメリットは、費用がかかる点です。
工事費用は施工内容や規模に応じて異なり、いくらかかるのか一概にはいえません。
基本的には工事が大規模で、材料のグレードにこだわるほど、費用も高額になると考えておきましょう。
建物を長持ちさせるにはメンテナンスが必要ですが、施工内容は予算も考慮したうえで検討しなければなりません。
無計画なままリノベーションをおこない、資金不足に陥ったり家計を圧迫したりしないようご注意ください。
デメリット2.近所の方へ気を遣う
リノベーションをおこなう前には、近隣に挨拶しに行くことをおすすめします。
小規模な作業だとしても、足場を立てたり工具を運んだりする際に騒音が発生するためです。
近隣住民に挨拶しないまま工事を始めてしまうと、騒音が原因でトラブルに発展する恐れがあります。
作業中に大きな音が発生するにしても、事前に伝えているのといないのとでは、近隣住民からの印象も異なるでしょう。
トラブルを回避するためにも、リノベーションをおこなう際には、事前に近隣住民へ伝えておくことが大切です。
また、場合によっては通勤・通学時間をさけて工事を依頼するなど、周囲に配慮しなければならないこともあります。
たとえば、狭い住宅地などの場合、工事車両が止まることで通行の邪魔になり、朝や夕方に工事をするとクレームが入るかもしれません。
このように、リノベーションをおこなう際には、周囲に配慮が必要であり、それが面倒に感じる方もいらっしゃるでしょう。
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外観をリノベーションする際にかかる費用
資金不足を防ぐためには、リノベーションにかかる費用の目安を知っておくことが大切です。
最後に、外壁、屋根、玄関のリノベーションをおこなう際の費用相場を解説します。
外壁
外壁の工事にかかる費用は、施工内容によって異なります。
もっとも安価なのが外壁塗装で、目安は80万円から120万円ほどです。
比較的お手軽なリノベーションで、外観のイメージをガラっと変えたい方に人気があります。
一方、張り替えは150万円から250万円、重ね張りは100万円から200万円ほどかかるのが一般的です。
張り替えや重ね張りでは、素材や模様の変更も可能で、さらに外観デザインの自由度がアップします。
古いモルタル外壁を金属サイディングに変更するなど、大きくイメージを変えたいときにおすすめです。
屋根
屋根塗装は外壁塗装に比べて安く、相場は40~70万円です。
屋根は目立つ部分ではありませんが、塗装をすると雰囲気が変わり、見た目の印象が良くなります。
塗料の種類を選べば、遮熱効果や断熱効果、防カビ効果、弾性効果などのさまざまな機能を持たせることも可能です。
なお、日本瓦やセメント瓦といった昔ながらの設計の屋根を変えたい場合は、塗装ではなく葺き替え工事がおすすめです。
近年の住宅に多い金属製の瓦と交換すれば、スタイリッシュな印象になり、さらに耐久性もアップします。
ただし、葺き替え工事は100~250万円と高額な費用がかかるので、見積もりを依頼した上で検討しましょう。
玄関ドア
玄関ドアを塗装する場合、費用は5万円から20万円程度が相場です。
塗料を利用する範囲が少ないので、屋根や外壁に比べると低コストで実施できます。
扉や引き戸本体の交換は20万円から40万円、ドア枠から交換する場合は40万円から60万円ほど必要です。
ドアの塗装や交換は小規模な工事なので、100万円以上かかるケースはほとんどありません。
ただし、ドアの素材によっても工事費用が異なるので、正確な金額を知り合い場合は見積もりを依頼しましょう。
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まとめ
外観のリノベーションには、おもに外壁や屋根の塗装、張り替え、玄関ドアの塗装や交換などが挙げられます。
外観をリノベーションすると、見た目の印象が良くなり、デザイン性や機能性をアップさせることも可能です。
費用は施工内容や規模によって大きく異なるため、予算を明確にしたうえで見積もりを依頼するようにしましょう。
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