一人暮らしでおすすめのリノベーションについて!メリットや注意点も解説

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一人暮らしでおすすめのリノベーションについて!メリットや注意点も解説

この記事の執筆者

石田 唯

石田 唯

大阪市の不動産担当エージェント

保有資格:宅地建物取引士

初めまして!「リノベスト不動産で物件を探してよかった!」と思っていただけるように、お客様に寄り添った接客を心がけています。

住まいを変える方法のひとつに「リノベーション」がありますが、リノベーションにはどのようなメリットがあるのか気になる方は多いでしょう。
リノベーションをおこなうことで、資産価値の向上などのメリットがある反面、物件によっては間取り変更での制限があるという注意点もあります。
そこで今回は、一人暮らしでリノベーションをするメリットにくわえて、注意点やリノベーション済み物件についても解説します。

一人暮らしでリノベーションをするメリットについて

一人暮らしでリノベーションをするメリットについて

一人暮らしのマイホームにリノベーションを実施するメリットは、主に次の3点があります。

メリット①立地条件を諦めずに済む

希望する立地で理想的な暮らしを送れる点は、リノベーションをする大きなメリットと言えます。
たとえば、通勤の利便性を重視して住宅を探したところで、勤務先の周辺に自分好みの住宅がなければ別のエリアから理想的なマイホームを探さなければなりません。
新築住宅での一人暮らしを夢見る場合も、地域によっては費用が高額になるため、マイホームの購入はハードルが高いです。
一方で、リノベーションを前提とするなら、希望の立地にある住宅を購入して改装し、快適な生活を実現できます。
中古住宅を新築住宅さながらの内装にチェンジできるため、新築住宅の売り出し価格が高いエリアにも住みやすくなるでしょう。

メリット②資産が手に入る

リノベーションの実施を前提にマイホームを購入すれば、そのマイホームが将来的な資産になる点は十分なメリットになります。
リノベーション自体は一定の費用がかかるため、マイホームの購入における初期費用は高額になることが予想されます。
賃貸借契約を結んでマイホームを借りれば初期費用は抑えられますが、あくまでもマイホームはオーナーの資産であり、自分の資産ではありません。
しかし、購入したマイホームは自分の資産となり、万が一の事態が発生して資金に余裕がなくなったとしても、売却すればまとまったお金が得られます。
リノベーションを済ませた新築さながらの住宅を賃貸住宅として運営し、一定の収入を得るリノベーション投資も実現できるなど、将来的にみてもメリットは大きいと言えるでしょう。

メリット③こだわりを詰め込んだマイホームに住める

一人暮らしのマイホームにリノベーションを施せば、自分の好みに適したマイホームが手に入ります。
築年数が一定以上経過している中古住宅は、スペースが細かく分けられているケースが比較的多いですが、リノベーションで間取りを変更すれば広々とした快適な暮らしを実現できます。
リノベーションなら壁紙や床材も自分の好みに反映でき、間取りだけでなく内装にもこだわった理想的なマイホームになるでしょう。
新築住宅を建てるよりも費用を抑えやすく、コストカットにも効果的です。

リノベーションする場合の注意点について

リノベーションする場合の注意点について

一人暮らしのマイホームにおけるリノベーションには、メリットだけでなく注意点もあります。

注意点①ライフスタイルの変化に合わせた対応

マイホームのリノベーションをするにあたり、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できるかどうかは重要なポイントです。
一人暮らしとなるとワンルームや1K、1LDKなどの間取りにリノベーションするケースは比較的多いでしょう。
しかし、将来的に結婚や出産などで家族が増えた場合は、居室を追加したりお部屋の間に仕切りを設けたりするなど、再度リノベーションで間取りを変更する可能性が高いです。
一人暮らし向けにマイホームのリノベーションをするなら、今後ライフスタイルに変化が生じるかもしれないことを考慮して検討すると良いでしょう。

注意点②間取り変更に対応可能か確認する

リノベーションにおける注意点のひとつに、間取り変更に対応できるか確認することが挙げられます。
一戸建てにおけるリノベーションでは、ツーバイフォー工法など一部の建物構造は壁が住宅の支えであるため、間取り変更に制限がかかる可能性があります。
マンションにおいても、壁式構造が採用された建物は取り壊せない壁もあり、マイホームとしてマンションを購入すると理想の間取りに変更できないこともあるでしょう。
共用部である窓サッシや玄関ドアもリノベーション不可になっているため、マンションで一人暮らしを始める方は注意が必要です。

注意点③将来の選択を考慮した住宅選び

リノベーションをしたマイホームを将来的に手放すなら、資産価値に注目して住宅を選びたいものです。
住宅の資産価値に大きく影響を与える要素としては、リノベーションができる部分ではなく、立地環境や住宅の管理状況などが挙げられます。
たとえば駅から近い場所に建てられている住宅や、管理が行き届いている住宅は資産価値が高くなりやすいです。
なお資産価値の高さは一般的には判断が難しいため、不動産会社に相談してみたほうが良いでしょう。

リノベーション済み住宅のメリット・注意点について

リノベーション済み住宅のメリット・注意点について

一人暮らし用としてマイホームを購入するのであれば、リノベーション済み住宅の購入を検討してみるのもおすすめです。

リノベーション済み住宅を購入するメリットについて

リノベーション済み住宅をマイホームとするメリットは、好みに合う住宅が見つかった場合に即入居できる点です。
工事が完了するまで仮住まいを用意したり、引っ越しを遅らせたりする必要がなく、スムーズに一人暮らしをスタートできます。
リノベーション済み住宅はデザイン性も高く、ハイセンスな住宅が多くそろっている点も魅力的なポイントです。
初めから新築さながらのきれいな内装で住宅設備もそろっており、快適な暮らしを実現しやすいでしょう。
売り出し価格も比較的リーズナブルで、新築住宅を購入するよりもコストを抑えやすく、少ない出費で高品質なマイホームを手に入れられます。
広々とした室内空間の住宅もお手頃な価格で販売されており、荷物の数が多めの方や複数のインテリアを配置して楽しみたい方も満足できる住環境が整っています。
リノベーション済み住宅は「マイホームの購入価格を抑えたい」「おしゃれな住宅に住みたい」「気軽に住み替えられる住宅を探している」などのニーズに対応しやすいと言えるでしょう。

リノベーション済み住宅を購入する注意点

リノベーション済み住宅を購入して一人暮らしを始める注意点として、まず耐震性が挙げられます。
すでにリノベーションを済ませたうえで販売される住宅はもともと中古物件であり、新耐震基準に満たないケースがあります。
新耐震基準に適合していないと大きな地震の発生時にマイホームが倒壊もしくは半壊して住まいを失うおそれや、倒壊により命の危機に瀕するおそれがあり危険性が高いです。
電気容量が少ない可能性がある点もリノベーション済み住宅ならではの注意点で、電化製品の使用に制限がかかる可能性があるでしょう。
またリノベーション費用を含めた販売価格に設定されていることから、周辺相場よりも高額な価格での購入になることも考えておかなければなりません。
リノベーション済み住宅の購入においては、生活の安全性や費用面を十分に考慮したうえで決めることをおすすめします。

まとめ

一人暮らしのマイホームをリノベーションするメリットには、立地条件やこだわりを諦めずに済む点が挙げられます。
納得のいくリノベーションに向けて、ライフスタイルや間取りの変化に対応できるか事前に確認すると良いでしょう。
もし、一人暮らしをするのであれば、購入して即入居できるリノベーション済み住宅もおすすめです。


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