初めてでも安心!マイホーム購入までのステップ
マイホームは「人世で一番高い買い物」といわれることもあるほどの大きなイベントです。
それだけに、「あとから後悔したくない」「何を準備したらいいかわからない」という不安を持つのも当然です。
この記事では、住宅の購入を考え始めたばかりの方でも安心できるように、マイホーム購入の流れを1ステップずつ詳しく解説します!
ステップ①:ライフプランを立て、購入の目的を明確にする
まず「なぜ家が欲しいのか?」を明確にしましょう。
✅目的がはっきりすると失敗しにくい
例えば…
・子供が生まれたから、広い家に住みたい
・家賃を払い続けるのがもったいないと感じた
・老後を見据えて、持ち家が安心と感じた
この目的によって、
・立地(通勤・通学)
・間取り(子供部屋の有無など)
・住宅の種類(戸建て・マンション)
・購入のタイミング が変わってきます。
✅家族構成・将来の予定も考慮
・転勤の可能性
・親との同居
・教育資金とのバランス
などを見据えると、選ぶエリアや住宅ローンの計画がより現実的になります。
ステップ②:資金計画を立てる(予算を決める)
家を買う前にまず「いくらまでなら無理なく払えるか」を知る必要があります。
年収に対しての無理のないローン返済額は手取り収入の25%以内に収めるのが理想とされています。
✅自己資金(頭金)と毎月の返済額
・自己資金が多いほど、ローンの負担は軽くなります
・「家賃並みの返済でOK」は鵜呑みにしない
✅毎月返済の目安
・借入額は「返せる額」から考える
・年収400万円なら月約8.3万円が目安→借入額2,637万円
・教育費や老後資金も含めて、ライフプラン全体で計算
✅購入にかかる諸費用にも注意!
・物件価格の約6%~10%が目安(新築と中古で違いあり)
・仲介手数料、登記費用、火災・地震保険、ローン手数料、引越し費用、家具家電代など
ステップ③:住宅ローンの事前審査などを受ける
物件を探し始める前に、住宅ローンの事前審査を受けておくと安心です。
この段階でローンが通る見込みが立てば、物件の購入交渉もスムーズに進みやすくなります。
また、複数の金融機関で比較することで、より良い条件のローンを選ぶことも可能です。
✅事前審査とは
・金融機関が「この人に貸しても大丈夫か」をチェック
・通常は2~3営業日で結果が出ます
✅審査に必要な書類
・本人確認書類(免許証など)
・源泉徴収票、所得証明書
・勤務先情報
・他の借入状況
ステップ④:希望条件を整理して物件を探す
ここからが実際の「家探し」に入っていきます。
希望エリアにはどんな物件があって価格はどのくらいか相場を把握しましょう。
希望条件は①絶対条件→②できれば欲しい条件→③あったらうれしい条件の3段階にわけて整理すると良いです。
✅検討する物件の種類
・新築戸建て
・中古戸建て
・新築マンション
・中古マンション
・建売住宅or注文住宅
✅情報収集の方法
・ポータルサイト(SUUMO・HOME’Sなど)
・地元の不動産会社に相談
・住宅展示会やモデルハウス見学
ステップ⑤:現地見学は超重要!写真だけでは見えない「生活感」をチェック
「見てみたい」「詳しく知りたい」物件が見つかったら早速物件を内覧してみましょう。
複数の物件を見学していく中で、こだわりたいポイントや希望条件が定まってくるはずです。
可能なら平日と休日、昼と夜で2回見ると住環境の変化を把握できます。
✅内見時のチェックポイント
・周囲の雰囲気や治安、生活施設の利便性
・陽当たりや風通し
・隣の建物との距離
・ベランダや収納スペース
・壁紙・床・天井の傷や劣化
ステップ⑥:購入申し込み(買付)と価格交渉
「この家を買いたいです!」という意思表示が「購入申込書(買付証明書)」です。
✅価格交渉もこの段階で
・売主が個人なら、価格や引渡し時期などの交渉余地あり
・売主が業者(建売など)の場合、ほぼ定価販売
ステップ⑦:重要事項説明・売買契約の締結
重要事項説明では大きく分けて、①取引物件に関する事項」②取引条件に関する事項」③その他の重要事項について交付されます。
売買契約書では、①対象物件の情報や、②支払い方法や支払いスケジュール、③所有権の移転と引渡し時期④売主から買主に引き継がれる設備など⑤抵当権の抹消について⑥契約違反による解除⑦手付金・手付解除⑧契約不適合などについて書かれています。
※不動産の取引ではトラブルを防ぐ目的のため、「購入代金の支払い」「物件の引き渡し」「所有権移転登記の手続き」を同じ日に行うのが一般的です。
契約書の小さな間違いがトラブルに発展することもありますので、内容や条件などに漏れや誤りがないか丁寧に確認しましょう。
不明な点や、不安事は質問し解決しておくことが大切です。
✅重要事項説明とは?
宅地建物取引士がが購入者や賃借人が損をしないよう、契約前に当該不動産の重要事項について交付し、説明すること。
✅売買契約書で必要なもの
・購入者の実印
・本人確認書類(住民票、運転免許証、マイナンバーカードなど)
・物件価格に応じた金額の収入印紙
・手付金
ステップ⑧:ローンの本審査~決済・引渡し
契約後、すぐに物件を引き渡してもらえるわけではなく、引き渡しには残金決済を行う必要があります。
そのため、不動産売買契約書の締結が完了した後は、住宅の本申込を行います。
✅ローン本申込のポイント
・仮審査と違って本申込では必要書類が多い
・申し込みたい住宅ローン商品決定しておく
・結果が出るまで2週間前後かかる
・諸費用がかかるので事前に確認しましょう
✅残金決済
本申込後、金融機関との契約が完了したら不動産の引渡しをおこないます。
✅鍵の引渡しで完了!
残代金を支払ったら物件の鍵を渡され、物件の引き渡しが完了。
司法書士に所有権移転登記を依頼し、法務局が所有権移転登記申請を受理したら、物件の持ち主売主から買主へと移ります。
ついに新生活スタート!!
インターネットや電気、ガスの契約、転居届も忘れずに。
最後に:焦らず、納得のいく選択を!
マイホーム購入は「勢い」だけで動くと失敗することも。 夢の実現であると同時に、長期的な資産形成にもつながる大きな選択です。大切なのは「焦らず、自分たちに合った方法で進めること」。 この記事ステップを参考にしながら、自分たちらしい住まい探しを始めてみてください。
・購入者の実印
・本人確認書類(住民票、運転免許証、マイナンバーカードなど)
・物件価格に応じた金額の収入印紙
・手付金
ステップ⑧:ローンの本審査~決済・引渡し
契約後、すぐに物件を引き渡してもらえるわけではなく、引き渡しには残金決済を行う必要があります。
そのため、不動産売買契約書の締結が完了した後は、住宅の本申込を行います。
✅ローン本申込のポイント
・仮審査と違って本申込では必要書類が多い
・申し込みたい住宅ローン商品決定しておく
・結果が出るまで2週間前後かかる
・諸費用がかかるので事前に確認しましょう
✅残金決済
本申込後、金融機関との契約が完了したら不動産の引渡しをおこないます。
✅鍵の引渡しで完了!
残代金を支払ったら物件の鍵を渡され、物件の引き渡しが完了。
司法書士に所有権移転登記を依頼し、法務局が所有権移転登記申請を受理したら、物件の持ち主売主から買主へと移ります。
ついに新生活スタート!!
インターネットや電気、ガスの契約、転居届も忘れずに。
マイホーム購入は「勢い」だけで動くと失敗することも。 夢の実現であると同時に、長期的な資産形成にもつながる大きな選択です。大切なのは「焦らず、自分たちに合った方法で進めること」。 この記事ステップを参考にしながら、自分たちらしい住まい探しを始めてみてください。