ガレージをリフォームする際のポイントとは?費用の相場も解説!

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ガレージをリフォームする際のポイントとは?費用の相場も解説!

この記事の執筆者

石田 唯

石田 唯

大阪市の不動産担当エージェント

保有資格:宅地建物取引士

初めまして!「リノベスト不動産で物件を探してよかった!」と思っていただけるように、お客様に寄り添った接客を心がけています。

近年は、リフォームによって暮らしやすい家を実現する方が増えています。
自動車を所有している方なら、収納や乗り降りに便利なガレージを作りたいと考えることもあるでしょう。
そこで今回は、ガレージのリフォームをおこなう際に知っておきたいポイントについて解説します。
ガレージの新設またはリフォームを検討されている方は、ぜひご参考にしてください。

ガレージをリフォームする際のポイントとは①カーポートとの違い

ガレージをリフォームする際のポイントとは①カーポートとの違い

自動車を停める場所は、ガレージだけではありません。
カースペースやカーポートも、自動車を停めることができる場所です。
自宅にガレージを設置しようと思ったときは、カースペースやカーポートとの違いを理解したうえで、必要性を考えることが大切です。
そこで、ガレージの特徴やメリット、ほかの2種類との違いなどを確認しておきましょう。

ガレージの特徴やメリットとは

ガレージとは、出入り口以外の3方向と天井が完全に覆われている車庫のことです。
開いているのは出入り口である1方向だけであり、ほかの3方向は壁、天井は屋根で覆われています。
メリットは、自動車やバイクなどを安全かつきれいな状態で保管できることです。
出入り口にシャッターを設ければ、盗難などの心配が軽減するでしょう。
日差しや雨風による劣化や、花粉による汚れなどを防ぐこともできます。
また、倉庫や作業場として活用できることも、ガレージを設けると得られるメリットです。

カースペースやカーポートとの違いとは

カースペースやカーポートも自動車の保管場所ですが、ガレージとは特徴が異なります。
カースペースは自動車を駐車できる場所であり、住宅用語では柱や屋根、壁のない駐車スペースのことを言います。
カーポートは、屋根と柱がある駐車スペースのことです。
それぞれをイメージすると、見た目に大きな違いがあることがわかるでしょう。
また、ガレージとほかの2種類とでは、見た目以外にも違う点があります。
それは、ガレージは設置する際に建築確認申請が必要なことと、設置すると固定資産税がかかることです。
ほかの2種類は基本的に建物には該当しないので、建築確認申請は不要で、固定資産税もかかりません。

ガレージをリフォームする際に検討したい設備とは

ガレージは設置する際に建築確認申請が必要で、設置後は固定資産税がかかりますが、家にあると利便性が大きく向上するでしょう。
リフォームする際に設備を吟味すると、さらに使いやすくなります。
たとえば、ガレージは壁や天井で覆われていて暗いので、照明があると便利です。
ガソリンやタイヤのにおいなどがこもりやすいので、換気扇や排気ダクトなどの通風設備を設置することもおすすめです。
ほかにも収納棚やコンセント、水栓などがあると、車用品の収納やメンテナンス作業の際に役立つでしょう。

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ガレージをリフォームする際のポイントとは②費用の相場

ガレージをリフォームする際のポイントとは②費用の相場

ガレージのリフォームを考えたときは、費用がどのくらいかかるかも気になるポイントでしょう。
ガレージのリフォームにかかる費用の相場は、工事費込みで150万円から200万円ほどです。
ただし、費用はリフォームの内容によって変わります。
そこで、新しいガレージの設置とビルトインガレージの新設、既存ガレージの拡張にかかる費用について、それぞれ確認してみましょう。

ガレージのリフォーム費用1:新しいガレージの設置

新しいガレージの設置にかかる費用は、既製品かオーダー品かによって変わります。
既製品を設置する場合の費用の相場は、90万円から150万円ほどです。
既製品にはさまざまなオプションが設けられているので、その選択によって費用は変わりますが、比較的リーズナブルだと言えるでしょう。
オーダー品を選択した場合にかかる費用は、100万円から300万円ほどです。
オーダー品はデザインからおこなうため、既製品よりも費用が高めです。
さらに、金額は構造やデザインの要望などによっても変わるでしょう。

ガレージのリフォーム費用2:ビルトインガレージの新設

ビルトインガレージとは、住宅の1階部分にガレージが組み込まれているようなつくりです。
住宅から直接移動できる構造をしており、土地が狭くても設置できることがメリットです。
インナーガレージと呼ばれることもあり、ビルトインガレージを設けた住宅はガレージハウスと呼ばれます。
ビルトインガレージの設置にかかる費用の相場は、内装の解体や床のコンクリート打ちなども含めて150万円から400万円ほどです。
住宅の一部をリフォームする工事であるため、独立したガレージを設置するよりも費用は高めでしょう。

ガレージのリフォーム費用3:既存ガレージの拡張

すでにあるガレージを拡張する工事なら、それほど費用はかからないと思うかもしれません。
けれど、実はガレージの拡張は難しい工事であるため、200万円以上の費用がかかると考えられます。
場合によっては、新設より高額になることもあるでしょう。
さらに、請け負うことのできる業者が限られるので、拡張を考えているときは注意しましょう。

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ガレージをリフォームする際のポイントとは③計画の立て方

ガレージをリフォームする際のポイントとは③計画の立て方

ガレージをリフォームするときは、入念な計画を立てることも大切です。
計画があいまいだと、リフォームする目的を果たせなかったり、予算オーバーしてしまったりする可能性があります。
そこで、計画を立てる際にとくに押さえておきたい3つのポイントを確認しておきましょう。

リフォーム計画を立てる際のポイント1:目的を明確にする

ガレージのリフォーム計画を立てるときは、まず目的を明確にすることがポイントです。
どのような問題を解決したいのか、どのような希望があってガレージを設置したいのかなどについて、しっかりと考えてみましょう。
たとえば、解決したい問題には雨の日に濡れるのを避けたいことや、夏場に車内が暑くなりすぎることなどが挙げられます。
また「車いじりを楽しめる空間がほしい」「倉庫として利用したい」など、車庫以外の用途でも使えるガレージを希望することもあるでしょう。
ガレージをリフォームする目的が明確になると、必要な広さや内装などが自ずと見えてきます。

リフォーム計画を立てる際のポイント2:家族の希望を把握する

リフォーム計画を立てるときは、ご自身だけではなく、家族の希望を把握することも大切です。
たとえば、子どもが将来自動車を所有したいと思っていることを把握していないと、台数が足りなくなるかもしれません。
車庫入れが苦手な方がいる場合は、ガレージの広さや間口のサイズに余裕を持たせないと、運転しづらくなってしまうでしょう。
ガレージの明るさや通気性に不安を感じている方がいる場合は、照明や換気扇などの設置にも気を配る必要があります。
家族の希望をきちんと把握して、全員が使いやすくて満足できるガレージを目指しましょう。

リフォーム計画を立てる際のポイント3:具体的な予算を考える

ガレージのリフォームにかかる費用は、種類や内容などによって変わります。
希望をかなえることだけを考えていると、費用が思わぬ金額になってしまうかもしれません。
そのため、リフォーム計画を立てる際は内容だけではなく、予算をしっかりと考えることも大切です。
予算が決まったら、その範囲内でできるだけ希望をかなえられるように調整しましょう。

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まとめ

ガレージは、リフォームによって設置することが可能です。
自宅にガレージがあると利便性や防犯性が向上して、生活しやすくなるでしょう。
家族全員が満足できるガレージにするためには、計画を立てる際のポイントをしっかりと押さえておきましょう。


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