サンルームは後付けできる?メリットや注意点についても解説

石田 唯

筆者 石田 唯

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サンルームは後付けできる?メリットや注意点についても解説

マイホームにサンルームを後付けしたいけれど、どこから手をつけていいか分からないと悩んでいませんか。
サンルームは、洗濯物干し場や趣味のスペースとして活用でき、暮らしを豊かにする人気の選択肢です。
本記事では、サンルームを後付けする際の注意点や確認すべきこと、設置するメリットを解説していきます。
後付けでサンルームの設置を検討している方は、ぜひご参考にしてくださいね。

サンルームの後付けはできる?

サンルームの後付けはできる?

洗濯物を干したり、ペットと遊んだり、サンルームを後付けしたいと考える方は多いのではないでしょうか。
まずは、サンルームを後付けできる条件や、事前に確認すべきポイントについて解説していきます。

後付けできる構造条件

既存の住宅へのサンルームの後付けは、多くの場合で可能ですが、建物の構造や状態によっては設置が難しくなることもあります。
サンルームの設置でもっとも重要なのは、住宅を支える躯体部分へ、専用のネジなどで頑丈に固定できるかという点です。
一般的なサイディングやモルタルの外壁であれば、比較的スムーズに工事を進められるでしょう。
しかし、ALCパネルやタイル張りの外壁は、重量物を直接固定するのに向いていないため、注意が必要です。
また、設置したい場所に換気扇のフードや給湯器、配管などがある場合、それらを移設する必要も出てきます。
2階のベランダへの設置は、もともと大きな重量を想定して造られていないため、とくに慎重な判断が求められるでしょう。

建ぺい率への影響と確認

サンルームの設置にあたっては法的な側面、とくに建築基準法に定められた規制を理解しておくことが大切です。
屋根があり3方向以上が壁で囲まれたサンルームは、法律上「建築物」として扱われ、設置は「増築」に該当します。
したがって、サンルームを設けることで、敷地に対する建物の建築面積や、延べ床面積が増加することを知っておきましょう。
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合の上限値のことで、これを超えると法律違反の建築物になりかねません。
これらの建ぺい率や容積率は、お住まいの地域によって自治体が定めているため、事前に必ず確認しておきましょう。

保証内容の確認と対策

多くの新築住宅には、構造躯体の欠陥や雨漏りなどを担保する、長期間の保証が付いているのが一般的です。
しかし、メーカー以外の業者が外壁に穴を開けるなど、構造に手を入れた場合、保証が受けられなくなる可能性も否定できません。
このリスクを避けるもっとも確実な対策は、家を建てたハウスメーカーや工務店に、直接サンルーム設置を相談することです。
他の業者へ依頼する際は、事前にメーカーへ連絡し、保証が継続できる工事内容か書面で確認しておくことが大切です。
万が一に備えて、施工するリフォーム業者が提供する独自の工事保証や、瑕疵保険への加入も検討してみましょう。

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サンルームを後付けするメリット

サンルームを後付けするメリット

前章では後付けの可否について述べましたが、サンルームを設置することでどのようなメリットがあるのか気になりますよね。
ここでは、暮らしを快適にするサンルームのメリットについて、解説いたします。

洗濯効率が上がる

サンルームのメリットは、雨や雪といった天候に左右されることなく、いつでも洗濯物を干せる点です。
また、春先の花粉や都市部で気になるPM2.5など、外気中の浮遊物から大切な衣類を守れることも嬉しいポイントです。
共働きのご家庭では、帰宅が遅くなる夜間でも気兼ねなく洗濯機を回し、干してから就寝することも可能でしょう。
洗面所の隣に設置すれば、「洗う・干す・たたむ」という一連の作業が、最短距離で完結するようになります。
リビングに室内干し用のスタンドを広げる必要もなくなり、生活空間を常にすっきりと保つことにもつながります。

ペットの安全な遊び場に

ペットと暮らすご家庭にとって、サンルームは安全で快適な半屋外空間という、新たな価値を提供してくれます。
室内で暮らす犬や猫にとって、日光を浴びることは、心と体の健康を維持するうえで重要だといえるでしょう。
サンルームは、ガラス越しに自然光をたっぷりと取り込めるため、ペットが安全に日向ぼっこを楽しめます。
日光浴は、カルシウムの吸収を助けるビタミンDの生成を促し、骨を丈夫にする効果などが期待できるでしょう。
太陽の光は、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌を促し、ペットのストレスを和らげてくれる効果もあります。

断熱効果で暖房費削減

サンルームには、住まい全体の断熱性を高め、室内環境の快適性を向上させるという効果もあります。
リビングなどの居室に隣接してサンルームを設置すると、既存の窓の外にもう1つ窓がある二重窓のような構造が生まれます。
このサンルームと居室の間にある空気の層が、断熱材のような役割を果たし、外気の影響を和らげてくれるでしょう。
冬は暖房の効きが良くなりますが、夏場は暑さ対策が必要なため、遮熱性能の高い屋根材を選ぶなどの計画を、併せて進めることが重要です。

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サンルームの後付け前に知っておくべき注意点

サンルームの後付け前に知っておくべき注意点

ここまでサンルームの設置条件やメリットを解説しましたが、後悔しないためにも注意点もしっかりおさえておきましょう。
最後に、後付けする際の注意点について、解説していきます。

固定資産税が増える可能性

サンルームを設置すると、多くの場合で固定資産税が増額になります。
これはサンルームが屋根と壁に囲まれ、土地に固定されていて、特定の用途を持つ「家屋」と見なされるためです。
工事が完了すると自治体の担当者が家屋調査に訪れ、構造や広さなどを確認して評価額を算出する流れとなります。
一般的な木造住宅への後付けの場合、年間で数千円~2万円程度の増額となるケースが多いといわれています。
ただし、これはあくまで目安の金額であり、サンルームの規模や仕様によって、評価額は変動するものです。

家の外観と日射の影響

サンルームは大きな構造物であるため、既存の住宅の外壁や屋根の色と調和しないデザインを選ぶと、違和感が生じてしまうでしょう。
また、どの方位に設置するかは、サンルームの使い勝手と快適性を決定づける、重要な要素の1つといえます。
もっとも人気が高い南向きは、冬でも暖かな日差しが降り注ぎ、洗濯物干しスペースとしては最適です。
しかし、夏場は直射日光で室内が高温になりすぎるため、遮熱性能を持つ屋根材の採用が欠かせません。
東向きは午前中に柔らかな光が差し込み、午後には日差しが和らぐため、比較的過ごしやすい方位になります。
西向きは午後の強い西日で暑くなるため、遮熱や遮光の対策が不可欠となるでしょう。

建築確認申請が必要なケース

サンルームの設置は法律上の「増築」にあたるため、一定の条件を満たす場合は建築確認申請が必要になります。
まず、増築する場所が「防火地域」または「準防火地域」に指定されている場合は、面積に関わらず申請が必要です。
万が一、この手続きを怠ると違法建築物とみなされ、自治体から撤去を命じられる可能性があるため、注意しましょう。
建築確認申請には申請手数料のほか、設計図書の作成などを建築士に依頼するための費用も別途かかります。
申請から許可が下りるまでには数週間~1か月程度を要するため、この期間も工期に含めて計画しておくことが大切です。

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まとめ

サンルームの後付けは、家の構造や建ぺい率の制限、住宅保証への影響などを事前にしっかり確認することが大切です。
設置すると天候を気にせず洗濯物が干せ、ペットの安全な遊び場になり、家の断熱性が高まって暖房費節約にもつながります。
ただし、固定資産税の増加や、10㎡を超える場合に必要な建築確認申請など、後付け前に注意点も知っておきましょう。

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