リノベーション前に知りたいクローゼットの種類は?注意点や費用相場も解説
マイホームを購入してから、自分好みに内装や設備をリノベーションする方が増えています。
使い勝手の良いマイホームにするためには、クローゼットなど収納のリノベーションを検討するのがおすすめです。
そこで今回は、クローゼットの種類とそれぞれのメリット・デメリット、リノベーションの注意点や費用相場を解説します。
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リノベーション前に知りたいクローゼットの種類
クローゼットのリノベーションを検討されているなら、まずはクローゼットにはどのような種類があるかチェックするのがおすすめです。
クローゼットの種類を把握して、理想的な収納空間の姿を考えてみましょう。
種類①壁面クローゼット
コンパクトな部屋につくられることの多いクローゼットが、壁面クローゼットです。
壁面クローゼットの収納力はそれほど大きくはありませんが、内部が見やすく効率良く荷物を収納できることにメリットがあります。
壁面クローゼットがつくられるのは、子ども部屋・個人の居室・寝室などです。
多くの壁面クローゼットには、ハンガーをかけられるポールや荷物を置くための棚が備え付けられています。
部屋の壁に沿うことから幅は広くつくられる一方で、奥ゆきについては60cm程度と浅めであることが特徴です。
壁面クローゼットにはハンガーにかけた洋服をたくさん収納できるのはもちろんのこと、収納ボックスや小物類なども棚や床に置けます。
ただし、奥ゆきが狭いため、大きな荷物が置けないことはデメリットです。
種類②ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットとは、個人の居室ではなく家族の共有スペースにつくられることの多いクローゼットです。
ウォークインクローゼットの特徴は、人が歩いて入れるほどの広さにあります。
壁面クローゼットは扉を開けて手を伸ばせば奥の荷物が取り出せますが、ウォークインクローゼットは小さな部屋ほどの広さがあるため、中に入って荷物を取り出します。
ウォークインクローゼットは、壁面クローゼットには収納できないようなスーツケースや布団類などもしまえることがメリットです。
また、小部屋であるため中で着替えができることも、ウォークインクローゼットのメリットです。
ただし、人が歩く通路には荷物を置けないため、効率良く荷物を収納できないことはデメリットとなります。
種類③ウォークスルークローゼット
ウォークスルークローゼットとは、ウォークインクローゼットと同じく十分な広さのある収納のための小部屋です。
ウォークスルークローゼットのメリットとなるのが、その名のとおり中をとおり抜けられる点です。
ウォークインクローゼットは出入り口が1つのみですが、ウォークスルークローゼットには2か所の出入り口があり、玄関とリビングなどをつなぐ通路としての役割も果たせます。
ただし、通路として使用するためのスペースが必要となり、リノベーションでつくりにくいことはデメリットです。
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クローゼットをリノベーションする場合の注意点
クローゼットの種類をチェックした後には、リノベーションの注意点も知っておく必要があります。
注意点を知らずにリノベーションしてしまうと、工事が終わってから失敗したと感じるかもしれません。
注意点①湿気対策を考える
クローゼットなどの収納スペースは、閉め切ることが多く湿気によってカビが発生しやすい場所でもあります。
そのため、クローゼットをリノベーションする前には、あらかじめ湿気対策を考えることが注意点です。
具体的には、クローゼットに使う扉には通気性を上げる隙間が付いたものを使うのがおすすめです。
また、クローゼットの中の壁紙は、湿気を吸い取ってくれる機能を持たせた壁紙を使うことも考えてみてください。
とくに、家の中でも北側にクローゼットをつくる場合、たまった湿気で結露が発生する場合もあります。
洋服をしまうクローゼットはとくに湿気がたまりやすいため、詰め込まずに済むように余裕を持った広さにすることも注意点です。
注意点②大きさを考える
クローゼットのリノベーションをおこなうなら、思い切って大きなクローゼットをつくりたいと考えるかもしれません。
しかし、壁面クローゼットの場合には、奥ゆきが広すぎると反対に使いにくくなることが注意点です。
壁面クローゼットは、扉を開けてすぐに荷物が取り出せる気軽さが特徴です。
奥ゆきの広い壁面クローゼットは奥の荷物が取り出しにくく、湿気がたまりやすいなどの注意点があります。
収納力の高い壁面クローゼットのリノベーションをおこなうなら、奥ゆきを大きくつくるのではなく、壁に沿って2か所の壁面クローゼットをつくるなどの工夫が必要です。
また、大きめの収納ケースなどをクローゼットに入れたい場合には、収納ケースの寸法を測ったうえでクローゼットの大きさを決めることも注意点となります。
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クローゼットに対するリノベーションの種類と費用相場
クローゼットの種類と特徴、クローゼットリノベーションの注意点をチェックしたら、実際にどのようなクローゼットをつくるか計画を考えましょう。
リノベーションでどのようなクローゼットがつくれるのか、どの程度費用がかかるのかチェックしてみてください。
扉を交換する
現在すでにクローゼットがある住宅では、古い扉や建て付けの悪い扉をリノベーションするのがおすすめです。
また、使い勝手を考えて、折れ戸から引き戸へと扉を交換しても良いでしょう。
クローゼットの扉交換にかかる工事は、1日程度で完了します。
このリノベーションにかかる費用は、8万~12万円ほどが相場です。
古いクローゼットでは枠ごとの交換が必要ですが、それほど古くないクローゼットであれば枠を残して費用を節約できます。
ハンガーパイプ・棚を設置する
クローゼットに効率良く荷物を収納できない場合には、ハンガーパイプや棚の設置がおすすめです。
ハンガーパイプの代わりに突っ張り棒を設置される方は多いものの、重いコートなどをかけられない弱点があります。
重さを気にせずハンガーをかけたいなら、ハンガーパイプの設置を考えてみましょう。
また、クローゼットの上部や下部のスペースが有効活用できていないと感じる場合には、棚を追加するのもおすすめです。
どちらも工事は1日で完了し、ハンガーパイプの設置費用は2万~4万円ほど、棚の設置費用は1万~5万円程度となります。
クローゼットを新設する
今までクローゼットのなかった部屋にクローゼットを新設する場合、下地の造作や扉の取り付け、ハンガーパイプ設置といった工事が必要です。
クローゼットの新設工事にかかる期間は、2~7日ほどとなります。
また、費用については、部屋の一部を壁面クローゼットにするならば20万円ほど、ウォークインクローゼットは20万~80万円程度となるのが一般的です。
ただし、クローゼットの広さによっては相場価格以上に費用がかかることは、注意点となります。
押し入れをクローゼットに変える
和室には収納スペースとして押し入れがありますが、この押し入れをクローゼットにしてお部屋のイメージを変えるのもおすすめです。
押し入れは洋服をハンガーにかけて収納しにくいほか、奥ゆきが広すぎて使い勝手が悪いと感じることもあります。
奥ゆきの浅いクローゼットにしたりウォークインクローゼットに変身させたりする場合、工事期間は5~7日ほど必要です。
また、工事費用として、20万~50万円ほどが相場となります。
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まとめ
クローゼットには、壁面クローゼット・ウォークインクローゼット・ウォークスルークローゼットといった種類があります。
クローゼットのリノベーションでは、湿気対策や奥ゆきなどの大きさを考えることが注意点です。
扉の交換・ハンガーパイプの設置・クローゼットの新設など、クローゼットに対するリノベーションの種類や費用もチェックしてみてください。
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