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【新生活!】夢のマイホームを理想の空間に♪リノベーションローンの活用法とは?

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|目次             

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□リノベーションローンとは?

既存の住宅や建物をリノベーション(大規模な改修・改装)するための費用を借りるための専用ローンです。このローンは、住宅の改修や改造に必要な資金を調達するために利用され、通常の住宅ローンと異なり、リノベーションに特化した目的で提供されます。

◇ローンの種類◇
1.住宅ローン+リノベーションローン一体型
これが最も一般的なリノベーションローンの形式で、住宅購入とリノベーション費用を一度に借りることができるローンです。中古住宅を購入する際に、その改修費用も含めて借りることができるため、手続きが簡素化されるというメリットがあります。

《特徴》
・低金利:住宅ローンと同じ金利が適用されることが多く、通常より低金利で借り入れ可能
・一度の借入れ:購入とリノベーションをまとめて借りるため、資金調達が一度で済む
・審査基準:住宅ローンと同じ審査基準が適用されるため、購入する物件の状態やリノベーション計画に基づいた審査が行われる

《対象》
・中古住宅購入と同時にリノベーションを考えている場合に最適
・物件の状態やリノベーション内容に合った計画を立てられる場合

2.リノベーション専用ローン
既に所有している住宅のリノベーション費用を調達するためのローンです。リノベーションだけに特化したローンで、物件購入とリノベーションを別々に調達します。リフォームローンは、無担保型と担保型のものがあり、用途に合わせて選べます。

《特徴》
・無担保型:担保が不要で、比較的審査が緩やかで借りやすいが、住宅ローンが使えないため、金利は高めになることが多い
・担保型:住宅や土地を担保にして、比較的大きな額を低金利で借りることが可能
・審査が柔軟:リノベーション内容や工事の規模によって融資条件が柔軟に設定されることがある

《対象》
・既に自宅を所有している場合、リノベーションのみを行いたい場合
・中古住宅を購入せず、既存の物件を改修したい場合

3.フラット35リノベーションローン
フラット35は、政府の支援を受けた長期固定金利型の住宅ローンですが、最近ではリノベーション費用にも対応したフラット35リノベーションローンが登場しています。これは、長期にわたって安定した金利で借りられるため、リノベーション計画を立てる際に安心です。

《特徴》
・長期固定金利:金利が固定されているため、借入期間中に金利が上がるリスクがなく、計画的な返済が可能
・低金利:一般的な住宅ローン金利よりも低い金利で借りられることが多い
・条件:リノベーション部分が一定の基準を満たす必要があり、全体の計画が適切に提出されることが求められる

《対象》
・長期的な資金計画を立て、金利変動を避けたい方
・住宅ローンを利用してリノベーションを行いたい場合に最適




□リノベーションローンのメリット・デメリット

リノベ―ションローンは、理想の住まいを実現するための強力な資金調達手段ですが、一方で注意すべき点もあります。以下にメリット・デメリットを詳しく解説します。

《メリット》
◎資金調達がスムーズ
リノベーションには多額の費用がかかることが多いため、自己資金だけでまかなうのは難しい場合があります。リノベーションローンを利用すれば、必要な資金を一括で調達でき、計画的に工事を進めることができます。

◎住宅ローンとセットで借り入れ可能
住宅購入+リノベーションの一体型ローンを利用すると、住宅ローンと同じ低金利で資金を借りられる場合が多いです。通常のリフォームローンよりも金利が低く、返済負担を軽減できます。

◎物件の価値を向上できる
リノベーションによって、物件の耐久性やデザイン性、住みやすさを向上させることができます。特に、中古住宅を購入してリノベーションする場合、新築よりも費用を抑えながら理想の空間を作ることが可能です。

◎返済期間が長く、月々の負担を抑えやすい
リノベ―ションローンの中には、住宅ローンと同じ長期間(最長35年)で借りられるものもあり、月々の返済額を抑えやすいというメリットがあります。傾向として、短期間でローンを組む方が多いです。

◎補助金や軽減制度が活用できる
自治体によっては、リノベーションに対する補助金制度があるほか、住宅ローン控除(住宅ローン減税)の対象となる場合もあります。これにより、負担を軽減できる可能性があります。

《デメリット》
◎審査が厳しくなる場合がある
リノベーションローンは住宅ローンと同じく審査がありますが、工事計画や物件の価値も審査対象になるため、通常の住宅ローンよりも審査が厳しくなる場合があります。特に、購入する中古住宅の状態によっては、希望額を借りられないこともあります。

◎金利が高くなる場合がある
リノベーションローンの種類によっては、住宅ローンよりも金利が高く設定されることがあります。特に、無担保型のリフォームローンは、住宅ローンより金利が高め(3~5%程度)になりやすいです。

◎追加費用が発生するリスク
リノベーションは、工事を進める中で予想外の問題(構造の補強が必要になるなど)が発生することがあり、当初の見積もりよりも費用が膨らむ可能性 があります。その場合、追加の自己資金を用意するか、追加融資を受ける必要が出てきます。

◎担保が必要な場合がある
大きな金額のリノベーションローンを組む場合、住宅や土地を担保にする必要があることが多いです。もし返済が滞った場合、担保を失うリスクも考慮する必要があります。

◎ローン額が大きくなる
住宅購入+リノベーション一体型ローンを利用すると、借入総額が大きくなります。そのため、長期間にわたって返済し続けることになるため、将来のライフプランをしっかり考慮する必要 があります。

◎銀行や物件によってローンを利用できない場合がある
住宅ローンの条件とリノベーションローンの条件が異なるため注意が必要です。

リノベーションローンはこんな人におすすめ

✅中古住宅を購入し、自分好みにリノベーションしたい人
✅住宅ローンとセットで低金利で借りたい人
✅リノベーション費用を一括で調達し、計画的に工事を進めてたい人
✅補助金や減税制度を活用してリノベーションをお得に行いたい人

★こんな人は要注意★

✅審査に不安がある人(収入面・信用情報など)
✅リノベーション費用の追加リスクを考慮せずに計画を立てている人
✅金利の違いを理解せずにローンを組もうとしている人

リノベ―ションローンは、自分に合った種類を選び、慎重に計画を立てることが成功のカギです!




□リノベーションローンの資金計画

リノベ―ションローンを活用する際、どのように資金計画を立てるかがとても重要です。しっかりとした計画を立てることで、予算オーバーや無理な借り入れを防ぎ、理想のリノベ―ションを実現できます。

1.総予算を決める
まず、リノベ―ションにかけられる総予算を明確にしましょう。予算を決める際には以下の要素を考慮します。

◇総予算の目安◇
リノベーション費用は物件の広さや内容によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。



中古戸建を購入+リノベーションする場合は、物件価格も含めて総予算を決める必要があります。また、自己資金(貯金など)をどれくらい使うかも考慮しましょう。

◇資金の内訳を決める◇
リノベ―ションの費用は大きく分けて以下のような項目があります。

☆工事費用(メインのリノベ―ション費)
解体工事費:既存の壁や設備を撤去する費用
内装工事費:壁紙・床材・塗装などの施工費用
設備工事費:キッチン・浴室・トイレ・エアコンなど
電気・ガス・工事費:配線や配管の変更費用
大工工事費:間取り変更・収納造作など

☞フルリノベーションの場合、工事費だけで全体の80~90%を占めます。☆設計・デザイン費
建築士・デザイナーに依頼する場合の設計料(全体の5~10%程度)

☆各種手続き・諸費用
住宅ローン手数料:融資手数料・保証料など
登記費用:リノベーション後の登記変更が必要な場合
税金関係:不動産取得税・固定資産税など

☞これらの費用を含めた総額を計算しておくことが大切です。

2.自己資産とローン借入額のバランスを考える
リノベーション資金は、自己資金+ローンでまかないます。
一般的な自己資金の割合は10~20%程度が目安ですが、無理のない範囲で決めましょう。

3.借入金額と返済シミュレーションを行う
リノベーションローンの借入額を決めたら、月々の返済額をシミュレーションして、無理なく返済できるか確認します。
金利が変動すると総返済額が変わるため、固定金利・変動金利の違いを確認することが重要です。生活費や他のローン(車・教育費など)も考慮して、無理のない返済額に設定しましょう。

4.余裕をもった資金計画を立てる(予備費を確保)
リノベーションでは、予想外の費用(追加工事・仕様変更など)が発生する可能性があります。

予備費の目安
総予算の10~15%程度を予備費として確保すると安心です。
【例】1,500万円のリノベ―ションの場合、150万~200万円を予備費として準備

5.お得な補助金や減税を活用する
◇利用できる可能性がある制度
・住宅ローン控除(住宅ローン減税):リノベーション費用も対象になる場合がある
・省エネリフォーム補助金:断熱・省エネ設備導入で補助金が出る
・耐震改修補助金:耐震リノベーションをすると助成金が受けられる
・地方自治体の助成金:地域によってリノベーション補助がある場合

リノベーションローンの資金計画のポイント
✅総予算を決める(自己資金+借入金額)
✅工事費用・諸費用などの内訳をしっかり計算
✅月々の返済額のシミュレーションをし、無理のない計画を立てる
✅予備費を確保し、急な変更にも対応できる
✅補助金や減税制度を活用して、負担を軽減する



□まとめ

リノベーションローンを上手に活用すれば、中古物件でも自分好みの快適な空間を手に入れることができます。種類や金利、担保の有無など、ローンの特徴を理解し、自分に合ったプランを選ぶことが大切です。
また、最新の法改正や補助金制度をチェックすることで、より有利な条件でリノベーションを進められる可能性もあります。しっかりと資金計画を立て、無理のないローン返済プランを考えましょう。理想の住まいへの第一歩、ぜひリノベーションローンの活用を検討してみてください!



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