老後のリフォームは何が必要?費用の助成制度についても解説

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木村 和貴

筆者 木村 和貴

不動産キャリア1年

東大阪市大蓮南出身!小学生時代は久宝寺緑地のプール底で500円を探していました!中学校時代はソフトボール部でアクティブに体を動かしていました!八尾~東大阪エリアはもちろんの事前職では生野区エリアも担当しておりましたので不動産売買に関してお困りな事があればお気軽にご相談下さい♪

老後のリフォームは何が必要?費用の助成制度についても解説

これからも長く快適に住み続けるため、「老後の暮らし」を見据えたリフォームを検討していませんか。
今は不便を感じていなくても、将来的に思わぬ事故や怪我の原因になりかねないため、早めの備えが安心につながります。
本記事では、安全で快適に暮らすための間取りや設備のポイントから、リフォーム費用を抑えるための助成金の活用方法までを解説いたします。
マイホームのリフォーム計画を失敗なく進めたいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。

安全な老後リフォームのポイント

安全な老後リフォームのポイント

老後に向けた住まい作りでは、身体的な変化を見据えて、安全かつ快適な生活環境を整えることが大切です。
まずは、生活動線の見直しや設備選びなど、リフォーム計画において基本となるポイントについて解説していきます。

バリアフリーと事故防止

高齢者の事故は交通事故よりも家庭内で起こるケースが多く、まずは住まいのなかに潜む危険を把握することが、安全な暮らしづくりの第一歩といえます。
とくに、リビングや廊下と、脱衣所や浴室の境目は転倒リスクが高いため、早めの対策が必要です。
段差や温度差を解消することが日々の安心につながり、敷居をなくして床をフラットにしたり、段差が残る場所にスロープを設置したりすると安全性が向上します。
また、トイレを寝室の近くに配置し、廊下の幅を80cmから90cmほど確保すると、移動がしやすくなるでしょう。
さらに、ドアを力のいらない引き戸へ変更すると、開け閉めの動作が楽になり、転倒防止にもつながります。

手すり設置などの対策

歩行を安定させるためには、まず毎日通る廊下や階段などを確認し、どこに手すりが必要か整理することが重要です。
移動ルートには、手をすべらせながら体を支えられる、水平手すりを連続して設置すると安心して歩けます。
高さは床から75cm〜85cmを目安に、使う人の身長や姿勢に合わせて調整すると使いやすくなります。
さらに、玄関やトイレ、浴室まわりには、立ち座りを助ける縦型手すりがあると動作がスムーズです。
また、手すりの太さは直径32mm〜35mmほどだと握りやすく、高齢の方でも安定して使えます。
取り付ける際は、しっかり支えられるよう壁内に補強を入れ、床材も滑りにくいものへ変えておきましょう。

使いやすい水回り設備

毎日使うキッチンや浴室は、年齢を重ねても無理なく使える設計にしておくことが大切です。
キッチンでは、作業台の高さを身長に合わせて調整し、足元にゆとりをつくると家事がしやすくなります。
また、シンクを浅めにすると前かがみになりにくく、負担の少ない姿勢を保つことが可能です。
水栓は、操作しやすいレバーハンドルやタッチレス式、調理設備はIHにすると扱いやすく安全性も高まります。
さらに、給湯器は自動お湯張りや温度調整ができるタイプを選ぶと、毎日の入浴準備が楽になります。

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優先的にリフォームすべき改善箇所

優先的にリフォームすべき改善箇所

前章では、老後のリフォームの全体的な考え方について述べましたが、実際に家のどこから手を付けるべきか迷うこともありますよね。
ここでは、玄関や階段、リビングなど、老後の生活のために優先してリフォームしたい、改善箇所について解説いたします。

玄関の段差解消と収納

玄関は、出かける際に必ず通る場所であり、家の顔ともいえる重要な空間です。
段差の有無や動きやすさによって、安全性の高さや外出のしやすさが大きく変わってきます。
まずは、上がり框の段差をできるだけ低くし、必要であればスロープなどを設置しましょう。
出入り口の近くには、縦型やL字型の手すりがあると、片手で体を支えられるため安心です。
また、靴箱やコート掛けなどの収納は、無理にかがんだり背伸びしたりしなくても手が届く高さに設置します。
玄関マットも滑りにくい素材を選べば、より安全で快適な玄関になるでしょう。

階段の安全対策と昇降機

階段は、家の中でもとくに注意が必要な場所であり、勾配や段差の形状、照明の明るさなど、複数の要素を総合的に見直すことが大切です。
可能であれば勾配を緩やかにし、一段ごとの高さと奥行きをそろえることで、上り下りのしやすさが大きく向上します。
踏み板の端には、滑り止めや視認性の高いラインをつけると、踏み外しを防ぐ効果が期待できます。
また、手すりは片側だけでなく両側に設置できると安心で、途切れずにつながるように設計しておくと、常に体を支えながら移動することが可能です。
さらに、将来的な備えとして、後付け可能な椅子式階段昇降機のスペースや、電源を確保しておくことも検討すると良いでしょう。

快適なリビングの環境

リビングは一日の多くを過ごす場所のため、室温や明るさ、家具の配置を整えると、心地よく暮らせる空間になります。
冬場の冷え対策には、床暖房や補助暖房を組み合わせると快適さが変わります。
さらに、照明は天井だけに頼らず、手元や足元を照らす間接照明を取り入れると、まぶしさを抑えつつ目の負担を軽減することが可能です。
家具は動線を妨げないよう配置し、角にぶつからないよう通路幅を確保することが大切です。

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活用可能なリフォーム費用の助成制度

活用可能なリフォーム費用の助成制度

ここまで、老後リフォームの施工内容を解説しましたが、工事にかかる費用負担を軽減するための、公的なサポートについてもおさえておきましょう。
最後に、介護保険などを活用したリフォーム費用の助成制度や、スムーズな申請のコツについて解説していきます。

住宅改修費助成の概要

高齢の方に向けたリフォームでは、自治体や介護保険の助成制度を使える場合があります。
これは、手すりの取り付けや段差の解消など、生活をサポートするための工事費用の一部が補助される仕組みです。
補助される金額や負担の割合は制度によって異なりますが、ケアマネジャーや役所の窓口と相談しましょう。
また、自治体独自の補助金や、バリアフリー化のための制度が用意されていることもあるため、事前の確認が大切です。

対象要件と工事の範囲

助成制度を利用するには、要支援や要介護の認定を受けていることや、所得などの条件を満たしている必要があります。
また、対象となる工事は、一般的には安全に生活するための改修に限られるため、注意しましょう。
具体的には、手すりの設置や段差の解消、滑りにくい床材への変更、引き戸や洋式トイレへの交換などが挙げられます。
さらに、同じ工事でも、家の作りや身体の状態によって、必要かどうかの判断が変わります。
そのため、ケアマネジャーやリフォーム会社とよく相談し、制度に合ったプランを作りましょう。
耐震や省エネの改修とあわせておこなうと、別の補助金などが使えることもあるため、費用の負担を減らせる可能性があります。

申請の流れと手続き

助成制度を使うときは、工事前の申請が原則となるため、契約や着工を急がないようにしましょう。
一般的な流れとしては、ケアマネジャーなどに相談して改修内容を決め、見積もり書や図面などを揃えて申請します。
その後、審査や承認が下りてから工事を始め、完了後に領収書などを提出して助成金を受け取ります。
なお、書類の作成や細かい条件が難しそうだと感じる場合は、専門家に頼るのも一つの方法です。
福祉に詳しいリフォーム会社などに手続きをお任せすることで、時間や手間の負担を減らせます。
専門家の力を借りながら、安心して老後のリフォームを進めていくことができるでしょう。

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まとめ

老後も安心して暮らすためには、家庭内事故を防ぐ段差解消や手すりの設置にくわえ、身体の変化に合わせた使いやすい設備を整えることが大切です。
リフォームでは、転倒の起こりやすい玄関や階段の安全対策を優先し、長く過ごすリビングの温度管理や照明を整えると、生活の快適さが高まります。
工事費を抑えるためには、介護保険などの助成制度が使えますが、着工前の申請が必要なため、専門家へ早めに相談しておきましょう。

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リノベスト不動産

大阪府内を中心に、親身な対応と誠実なご提案を信条に、不動産の再生と活用をサポートしています。
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