リノベーション時に分電盤を確認!交換や回路増設ケースも解説

中古住宅のリノベーションをご検討される中で、「古い分電盤はそのまま使えるのか」「新しい家電を使うと電気容量が足りなくなるのでは」と疑問に思っていませんか。
内装や設備の見た目ばかりを優先して電気設備の見直しを後回しにすると、暮らし始めてから頻繁にブレーカーが落ちたり、漏電などのトラブルにつながったりする恐れがあります。
本記事では、リノベーション時に分電盤を見直すべき理由をはじめ、交換や回路の増設が必要になるケースと、工事前に確認しておきたい重要なポイントについて解説します。
これから中古住宅のリノベーションを予定しており、見えない部分も安全で快適な住まいづくりを実現したいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市のリノベーション物件一覧へ進む
リノベーションで分電盤の見直しが必要な理由

リノベーション時の分電盤の見直しには、主に分電盤の役割の再確認や、劣化状態のチェックなどが挙げられます。
まずは、リノベーション時に分電盤を見直す理由について解説していきます。
分電盤の重要な役割とは
分電盤は、電力会社から届いた電気を照明やコンセントへ分け、住宅全体へ安全に届けるための重要で、毎日の暮らしに欠かせない設備です。
内部には、電気の通り道となる回路と、異常時に電気を止める各種ブレーカーが収められています。
また、主幹ブレーカーは住宅全体の電流を管理し、許容範囲を超えた場合に供給を止める仕組みです。
漏電ブレーカーは漏電を検知して感電や火災を防ぎ、安全ブレーカーは過電流から配線を守る役割を担います。
分電盤は電気を分配するだけでなく、住まいの安全も支えるため、リノベーション時に状態を確認しておくと安心でしょう。
既存分電盤の劣化に注意
築年数が経過した中古住宅では、分電盤や内部のブレーカーが設置当初のまま使われているケースも珍しくありません。
外側のカバーがきれいでも、内部の部品まで良好とは限らないため、見た目だけで判断せず、安全面まで確かめることが重要です。
また、住宅用分電盤に内蔵されるブレーカーの更新推奨時期は13年ですが、使用環境によって劣化の進み方は異なります。
古い部品は異常を正しく検知できない可能性があるので、設置年や動作状態を電気工事の担当者に確認してもらいましょう。
壁紙や間取りの改修時に点検を依頼すれば、必要な交換や配線工事も一緒に進めやすくなります。
異常があれば交換も検討
ブレーカーが頻繁に落ちる場合は、家電の同時使用による容量不足だけでなく、分電盤の不具合も確認が必要です。
使いすぎに心当たりがないときは、使用していた家電や発生時間を整理して担当者へ伝えると原因を探りやすいでしょう。
また、異音や焦げたにおい、カバーの変色やひび割れ、不自然な発熱が見られる場合は、早めの点検が欠かせません。
異常を感じてもご自身で内部へ触れず、必ず専門業者に確認を依頼しましょう。
古い分電盤には漏電ブレーカーがないタイプもあるため、安全装置も確かめ、必要なら内装工事と合わせて交換を検討すると効率的です。
▼この記事も読まれています
一戸建てをリノベーションで減築するメリットとは?費用の相場も解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市のリノベーション物件一覧へ進む
分電盤の交換や回路増設が必要になるケース

前章では、リノベーション時に分電盤を見直す理由について述べましたが、具体的にどのような工事が必要になるのか気になりますよね。
ここでは、リノベーションで分電盤の交換や回路増設が必要になるケースについて、順番に解説していきます。
電気容量や回路数の不足
エアコンや食洗機、IHクッキングヒーターなどを新たに導入すると、必要な電気容量や回路数は大きく変わります。
電気容量は住宅全体で同時に使える電気の大きさで、回路数は各場所へ電気を分けて届けるルートの数を指すものです。
また、古い住宅では従来の暮らしに合わせた設計のため、現在の家電を同時に使うと特定の回路へ負荷が集中する場合があります。
たとえば調理家電を重ねて使うと、容量を超えてブレーカーが落ちることもあるでしょう。
設置予定の家電と同時使用する時間帯を担当者へ伝えれば、分電盤交換や回路増設の必要性を判断しやすくなります。
専用回路が追加できるか
専用回路とは、分電盤から特定の機器へ直接電気を送るために設ける、ほかの家電と共用しない単独の回路です。
エアコンなどは専用回路が必要になるケースが多いため、購入予定の機器の仕様を工事前に必ず確認しておきましょう。
また、コンセントを増やしても同じ回路につながっていれば回路数自体は増えず、負荷の分散にはつながりません。
新たな回路を設ける際は、分電盤に未使用のブレーカーや増設できる空きスペースがあるか確認が必要です。
空きがなければ、増設用ボックスを取り付ける方法や、回路数の多い分電盤へ交換する方法を担当者と検討すると良いでしょう。
建物全体の電気容量不足
分電盤に空き回路があっても、住宅全体で使える電気容量が不足していれば、複数の家電を同時に使えないことがあります。
契約容量を増やす場合は、分電盤だけでなく、幹線が増加後の電流に対応できるかも確認が必要です。
また、幹線の太さが足りなければ張り替え工事が必要となり、分電盤の交換だけでは対応できないケースもあります。
古い住宅では2本の電線で100Vを供給する方式もあり、200V機器の導入時には注意が必要でしょう。
100Vと200Vの両方を使うには3本の電線を用いる方式へ変えるため、建物全体の供給方法から確認することが大切です。
▼この記事も読まれています
一戸建てのリノベーションで増築は可能?費用と注意点を確認
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市のリノベーション物件一覧へ進む
分電盤の工事前に確認しておきたいポイント

ここまで、リノベーションで分電盤の交換や回路増設が必要になるケースを解説しましたが、実際の工事に向けたチェックポイントもおさえておきましょう。
最後に、分電盤のリノベーション工事前に確認したい3つのポイントを解説していきます。
必要な回路と容量の整理
工事前には、リノベーション後に使う家電や住宅設備を部屋ごとに書き出し、設置場所と台数を整理しておくことが大切です。
新しい機器だけでなく、現在使っている電子レンジや洗濯機なども含めると、必要な回路を把握しやすくなります。
また、説明書などで消費電力や必要電圧を確認し、専用回路が指定されている機器は分けて整理しておきましょう。
夕食時にIHや食洗機を使いながら各部屋のエアコンを動かすなど、同時使用の場面を想定するのも有効です。
実際の使い方を担当者へ伝え、一般回路と専用回路を分けて考えることで、暮らしに合った容量を決めやすくなります。
将来に備え予備回路を確保
将来、子ども部屋へエアコンを追加したり、電気自動車の充電設備を設けたりする予定があれば、早めに担当者へ伝えておきましょう。
現在必要な回路だけで分電盤が埋まると、設備を増やすたびに増設方法や分電盤交換を検討し直す可能性があります。
そのため、予備回路や空きスペースを確保し、将来の追加設備を見込んで2~4回路程度の余裕を持たせると安心です。
回路数が増えるほど分電盤本体も大きくなりやすいため、設置場所の広さも同時に確認する必要があります。
扉を開閉しやすく、点検しやすい位置を選んでおけば、将来の増設や日々の管理にも対応しやすくなるでしょう。
工事見積もりの総額を把握
分電盤の交換費用は、既存配線を使って同程度の回路数へ交換する場合、5万~10万円程度が目安とされています。
ただし、回路増設や容量変更が必要になると、追加の配線や部材、施工費などが発生するため、本体価格だけでは判断できません。
また、幹線を張り替える場合は、さらに5万~15万円以上かかるケースもあり、現地調査を踏まえた見積もりが重要です。
見積もり書では型番や回路数、交換作業費、処分費、配線変更費が含まれるか確認しましょう。
追加作業が必要になる場合もあるため、発生条件や費用の扱いまで事前に確認しておくと、総額を把握しやすくなります。
▼この記事も読まれています
ワンストップリノベーションとは?物件探しから施工まで任せるメリット
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市のリノベーション物件一覧へ進む
まとめ
築年数が経過した住宅をリノベーションする際は、安全な電気の供給を保つため、経年劣化や異常がないか既存の分電盤をしっかり見直すことが大切です。
新しい家電の導入により現在の電気容量や回路数が不足する場合や、200Vの設備を使用する際には、分電盤の交換や回路の増設工事が必要になります。
実際の工事前に設置予定の家電から必要な回路と電気容量を整理し、将来の増設に備えた予備回路を確保して、関連工事も含めた総額費用を把握しておくと安心でしょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市のリノベーション物件一覧へ進む

リノベスト不動産
大阪府内を中心に、親身な対応と誠実なご提案を信条に、不動産の再生と活用をサポートしています。
不動産は資産であると同時に、暮らしの基盤となる大切な空間。お客様一人ひとりの想いに寄り添い、最適な提案を心がけています。
■強み
・大阪府内で豊富なリノベーション実績を保有
・住まいや店舗を資産価値のある空間へ再生する提案力
・売却 / 買取も含めた一貫対応で高い信頼を獲得
■事業
・戸建て / マンション / テナントのリノベーション
・戸建て / マンションの売却および買取
・住まいの再生から資産運用まで幅広く対応

